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新耐震マンションの耐震基準審査日記です
今回のマンションは[サンビームヒルズ西菅4号棟]です。

サンビームヒルズ西菅4号棟の耐震基準適合審査日記

サンビームヒルズ西菅4号棟

今回の耐震基準適合証明の住宅は、サンビームヒルズ西菅4号棟の区分所有物件でした。写真でご覧の通りRC造5階建てになります。所在地は神奈川県川崎市多摩区菅北浦の四丁目です。 構造規模はRC5階建て総戸数40世帯ほどの中規模のマンションです。 開発事業主は川崎市住宅供給公社で施工を間組が担当しました。

サンビームヒルズ西菅4号棟は京王相模原線京王稲田堤駅から徒歩13分、又は南武線稲田堤駅からも徒歩13分のところです。南武線と並行して走る府中街道を南西に入った川崎市多摩区菅北浦4丁目に位置する閑静な住宅地に建つ、上品なサンビームヒルズ西菅4号棟はオフホワイト系タイル貼り外観の5階建て総戸数40戸の中規模マンションです。

1989年3月川崎市住宅供給公社により竣工しました。棟内にはエレベーターを設置し敷地内にはプレイロット、駐車場、自転車置場等が確保されています。住棟の各フロアには8住戸ずつが配置され、通風や採光を考慮した全戸南西向きの開放感あるレイアウトです。サンビームヒルズ西菅4号棟の住戸専有面積は74.88㎡~98.59㎡、間取りはゆとりある広さを確保した3LDK、4LDKのファミリー向けプランニングで構成されています。

周辺にはマンションのすぐ東側にある西菅小学校をはじめ保育園、幼稚園、中学校、公園、小児科医院なども身近な徒歩圏に整っており、お子様のある家庭でも安心です。また京王稲田堤駅とJR南武線稲田堤を結ぶ通りが商店街になっています。ここにはスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアや昔ながらの商店など多彩な店舗が集まっており買い物も食事も便利な環境です。

サンビームヒルズ西菅4号棟

今回の物件の依頼人は、八王子に営業拠点を持つ不動産会社様で、以前より多摩ニュータウン界隈で数件の依頼を頂いております。もともとのこの依頼主様の営業エリアは多摩ニュータウン界隈なので少しばかり遠方ですが、川崎ですので多摩ニュータウンの延長線上にあるということだと思います。

建物の完成時期が1989年3月なので、高度経済成長期の住宅不足に対応するために、大規模な開発によって次々建てられたニュータウンの一つです。この時期は神奈川県・横浜市・川崎市などの地方公共団体の住宅供給公社が盛大に開発行為を実行していた時期です。 大きな自然を開発したマンションなので、周りには当然古い住宅棟はなく、サンビームヒルズ西菅を含め、それ以降のマンションが建てられたいわゆるニュータウンですね。

左記にも紹介しましたが、外壁はオフホワイト系のタイル張りでこの時期としてこの色調は珍しい色ですね。この時期ではどちらかといえば濃い色調の外壁タイルが多い傾向にありましたから、当時としてはある意味異色だったのかもしれません。 最近では濃い色調よりも明るい色調の外壁が多くなってきましたので、ある意味ではデザインの先取りをしたといえるかもしれません。

現地調査は、このマンションが現在の耐震基準に適合していることを証明するための現地確認になります。前提として確認申請や登記事項証明書等の書類によって適合性を確認し、そのすべてに問題が無い場合に実際の建物が書類上と食い違っていないかを確認して終了です。 サンビームヒルズ西菅4号棟はそのすべてで適合性の確認が取れました。関係者に皆様ありがとうございました。



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